ジャグラー!負けないドン記!

ジャグラーで負け続けた悔しさから、独自の自問自答法でドン底からハイ上がる。勝つことより負けないこと。スタートは負けないこと。楽しく生きることが、ゴールです。

ジャグラーは頑張れば勝てるのか!?

こんにちは
ジャグラー大好きな、ポジオです。


YouTubeのスロット動画を見ていると『?』となるときがある。

特に女性ライターさんによく見かけますが、始める前の挨拶って言うか、意気込みを伝えるシーンで・・・

え~今日は、前日前々日と凹んでる、このジャグラー台で勝負しようと思います。勝てるよう頑張ります!♥️

似てるフレーズをよく耳にしますが、最後の『頑張ります!』が・・・どうも引っ掛かるんです。

ジャグラーで頑張るって、何を頑張るんでしょうか?

チェリーやベルの取りこぼしをしないように目押しを頑張るのか、オカルト打法で頑張るのか、打ち方を変えて引き強を呼び込むのか、心が折れるまで頑張って打ち続けるのか、レバーを強打して骨折しないように頑張るのか・・・などなど

前日前々日凹んでるからと言って
勝てる保証なんてない。

ブドウを数えてる様子もなく、ボーナス揃えるときでも、ブドウをフォローするために中リール上段7図柄狙いもしていないし・・・

視聴者としては、『勝てるヒント』があるんじゃないかとか、『何か役に立つ事』を知りたくて見ている人だっているだろうし、レバー叩いてぶん回すのが頑張ることなら、自分でもできるやんと思うわけでして。

ジャグラーで頑張るって、台を選んだあとは『あきらめる』か『粘る』の二択しかありません。

あきらめて他の台に移動するか、粘って好機を待つか、状況を見て立ち回る『頑張り方』によって大きく変わってくるんじゃないかと思います。


f:id:PojiNeji8888:20180907172417j:image

◆初めての上司

僕が最初に就職した会社の上司T課長。

二度の昇進試験にやっと合格して、晴れて『課長』になった遅咲きの上司だ。

長年居座っていた前任上司のやり方にT課長はじめ、全員不満があった。

『このままでは皆潰れてしまう』

何度掛け合っても相手にならないなら『自分が上の立場になれば変えられるかも』との思いだけで、二年越しの試験に挑んできた。

前任上司は、昔ながらのトップダウン式。厳しいことを乗り切ることがスキルアップにつながると勝手な信念を押し付け、彼の周りだけベルリンの壁のような見えない城壁がそびえ立っていた。

簡単に言うと『言う通りやれ』ってことだ。

新人だった僕は、毎日緊張していたせいか、社会人は厳しいんだなと他人事だった記憶があるが、今思えば『異常』な職場であった。

運良く前任上司が違うプロジェクトに異動なり、T課長が念願の上司に着任した。

ひとりひとりが働きやすい環境にしないといけない。

そう考えたT課長は、さっそく部下の働く環境を良くすることが第一だと、個々の意見や志向性を取り入れようとボトムアップ式に動きだした。

ちょっとでも不満や問題があれば、駆けつけて全力で課長自らが対応した。

その後色々問題もあったが、部下のためにやることが成功する近道だとの信念をあきらめずに、次第にエスカレートし始めた。

部下のストレスや障害を取り除くことにも力を入れないといけないと、ひとりひとりに対して、手厚い配慮をするようになった。

しかし、それが執拗なまでに過剰な気配り、気遣いに変わって行き、まるで、過保護の親状態化していた。


ある時期から部下のM子さんが休みがちになった。

話を聞くと、体調が思わしくない状態が続いているらしく、それ以上は語らなかったので、休暇を与えて休んでもらうことにした。

彼女の作業を課長が肩代わりして対応した。

稼ぎ頭のA主任も最近元気がなく悩んでいる様子であった。

仕事のことで悩みがあるのではと心配していたが、職場のエースが落ち込んでいては周りに影響してしまう

ミスも目立っていたので、まずは彼の負担を軽減してあげようと、課長自らが仕事を受け持ったり、作業の調整を施してあげていた。

あるとき、A主任から相談したいことがあると連絡があった。

やっぱり仕事のことで悩んでたんだな。と二人で話すことになったのだが、そこで衝撃的な事実がわかった。


『実は、好きな人ができて離婚を考えてます』

『相手は、M子さんです。』


本人のためにと親身になって対応してきた事が、全く見当違いであり、本人が思っていた以上にギャップがあったことが、相当ショックだったようだ。

A主任とM子さん、間もなく職場を離れたらしい


今は違う職場で頑張ってる課長と何回か飲んだ席で聞かされた過去話である・・・


頑張り方が間違ってた


課長はつぶやいてた。

時間を無駄にしたかもしれないが、お人好しで一生懸命だった課長。

僕はそんな課長が好きだった。

考え方は正しくても、頑張り方しだいで、無駄に変わってしまうこともあるが、僕にとって初めての上司であった課長の存在は、これからも変わらないと思う。


◆『あきらめ』と『粘り』

頑張るとは、我を張る、自分の意思を貫く意味もある。

あきらめないこと、頑張り続けることが大切だと、小さい頃から教わった。

でも頑張り方によっては無駄になったり、遠回りすることも事実だ。

成果を上げる優秀なマネージャーなんかは、問題が浮上したら早い段階で方向転換を行い、新たな実行計画で成功に導いているケースも多い。

あきらめる勇気と切り替えるタイミングで、成功に導く頑張り方だ。

あきらめることは、失敗ではない。

頑張ってきたものを捨てるには抵抗があるが、もたもたしてると致命傷になったりする。


10000円も投資して粘るジャグラーの先に、成功があるのかないのか。

単発かもしれない。
バケでまたハマりかもしれない。
連チャンがくる保証などない。

失敗しようが成功しようが、結局、保証がないものに、頑張っているにすぎないのである。

頑張った先にあるものを手にするためには、『あきらめ』と『粘り』の両方と手を繋いで歩いて行くことが大事ではないかと思った。

 

女性ライターさんの動画・・・

その後、何度も見直してみたが結局、何も得るものもなく、つまらないものだった。

結局、何度も見てしまった。

あの『頑張ります!♥️』は、ジャグラーじゃなくて、再生回数を増やすための頑張りますだったのかと・・・今さらながら気が付いた

このブログも最後まで読んでもらえるように、頑張りたいと思います。